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ひな祭りに『はまぐり』を食べる理由とは?

2021.03.01

 

節分が終わり、もうすぐひな祭りですね。ひな祭りの料理といえばちらし寿司が定番ですが、汁物としてははまぐりのお吸い物が定番ですよね。

でも、どうしてはまぐりなの?同じ貝ならアサリやシジミでもいいのでは?と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回はひな祭りとはまぐりの関係、はまぐりの嬉しい栄養素についてご紹介します♪

 

◇ひな祭りとはまぐりの関係とは?

はまぐりの貝は対になっている貝でないとピッタリ合わないため、今から1000年程前の平安時代には、はまぐりの貝を使った絵合わせ遊び(トランプで言えば神経衰弱)があったそうです。その特徴から、はまぐりの貝はいつしか仲の良い夫婦を表すようになりました。

ひな祭りのはまぐりには「一生ひとりの人と仲良く添い遂げられるように」という娘への願いが込められています。こんなにロマンチックな意味があったとは驚きですよね。

 

◇ひな祭りに、はまぐりをお吸い物にして食べるのはどうして?

はまぐりのお料理としてはいくつかありますが、お吸い物として食べる理由をご存知ですか?
実は、はまぐりの旬は2~4月で、ひな祭りの時期はちょうど旬の真最中です。ぷりっぷりのはまぐりの栄養を丸ごと頂くためには、汁まで無駄にしないお吸い物が一番適していると言われています。お吸い物は理に叶った料理になるということですね(^^)

 

◇はまぐりの代表的な栄養素とは?

はまぐりは高たんぱく低カロリーで体にも嬉しい食材のひとつです。代表的な栄養素を3つご紹介します♪

①タウリン

タウリン(アミノ酸の一種)は、コレステロールを減らす、心臓や肝臓の機能を高める、視力の回復、インスリン分泌促進、高血圧の予防など、さまざまな健康効果があると言われています。母乳の中にも多く含まれ、乳児の発達に関わっています。

②亜鉛

亜鉛は、体内でのDNAやたんぱく質の合成に欠かせない栄養素です。不足すると、味覚・嗅覚の障害や、免疫力の低下につながることも。

③鉄分

体内では作れない栄養素で、血液中の赤血球を作る材料になります。赤血球は酸素を運ぶ働きがあるので、不足すると貧血を招いてしまいます。お肌のくすみや、冷え性等の不調を感じている方は、日頃から意識して摂りたいですね。

 

どうでしたか?何気なく口にしていた食材も、込められた思いや願いを知ると、興味がわいてきますよね。
もし、お子さんに「ひな祭りにはどうしてはまぐりを食べるの?」なんて理由を聞かれた際には、今回の内容を少しでも思い出してお話していただけたら嬉しいです。

 

 

 

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